社会科学・社会福祉基礎講座
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第12回社会科学・福祉基礎講座 9B回レジュメ(抜すい)

社会福祉の基礎構造改革と国民が求める福祉の未来像 二宮厚美(神戸大学)

はじめに
福祉・社会保障構造改革路線は、(1)国家財政危機の打開策として(80年代)、(2)財界の「高コスト構造是正策」の一環として(90年代)、(3)戦後社会保障構造の抜本的見直しとして(21世紀へ)、の3段階を経て進行している。現在はこの3つの圧力が同時に進行しており、したがってこれとは別の選択肢を21世紀に構想するには、新たな福祉国家ビジョンが必要になる。

[1]現代日本の経済・財政と福祉問題
1.日本経済の戦後史的転換の二つの軸
2.日本経済の現局面と新自由主義
3.21世紀戦略と財界の構想

[2]社会福祉基礎構造改革とは何か
<社会保障制度再編の大筋の論理>

[3]21世紀の新平和・福祉国家ビジョンと革新運動
1.国民生活のなかに高まる福祉国家建設の課題にこたえる
  ミニ福祉国家としての革新自治体の再建
2.勤労国民からみた新型福祉国家の枠組み・・・・・・5つの柱
3.いま特に問われる福祉の課題
4.コミュニケーション労働としての医療・福祉労働

おわりに・・・・・・福祉国家の最良の友人は平和

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