福祉のひろば Square of welfare

トップページ > 福祉のひろば > 福祉のひろば2014年5月号

福祉のひろば2014年5月号商品コード:hiroba-201405

販売価格(税込):550 円
ポイント: 0 Pt
数量 
かごに入れる 電子書籍版はこちら
 今年三月一一日一四時四六分、陸前高田市自然環境活用センターにて、菅野(かんの)悦雄(えつお)さん(陸前高田市)、神門(ごうど)康子(やすこ)さん(宇治市、書画家)、豊田八郎さん(奥州市、当研究所常任理事)、浅井純二さん(犬山市、日本福祉大学助教)、黒田孝彦(編集主幹)は、長いサイレンのもと黙とうをしていました。
 
 宮城県側では六メートルの津波警報、岩手県では三メートルの津波警報。陸前高田に一五時二三分、津波が到達します。この警報の違いが大きな岐路になったと、あとでわかります。陸前高田市の震災死亡者一五五六人、関連死四三人、行方不明者二一五人(うち死亡届受理件数二〇九人)、家屋倒壊数四〇四五棟(二月二八日現在岩手県総合防災室まとめより)。
 
 九日に行われた陸前高田市主催の追悼会で、戸羽(とば)太(ふとし)市長は、「志半ばで亡くなった方々を思うとき、万(ばん)感(かん)胸に迫るものを禁じえない。底知れぬ悲しみや寂しさ、ぶつけようのないくやしさを味わった。……いまだ整理できない気持ちを思うとき、まちなみや産業だけでなく、心の復興こそが真の復興」と式辞で述べています。
 
 震災三年を社会福祉の問題として考える震災三年を総合社会福祉研究所(以下、研究所)としてどのようにむかえるか。昨年夏の会員の集いで、理事会と福祉のひろば全国編集委員会を被災地で開催し、地元との交流の中から、被災地の生活や社会問題などをふれ合って考えることにしました。

 そして、福祉のひろば連載者の神門やす子さん(表紙絵)、川口モトコさん(花咲け! 男やもめ)、ラッキー植松さん(なにわ銭湯見聞録)の三名の協力のもとで、岩手県陸前高田市と久慈市で展示交流会を開催することになりました。


●表紙の絵●

神門やす子

●カット●

川本 浩

【ひろばトーク】

アフガニスタンに日本の平和憲法を輸出できれば…… 西谷 文和

●特集● 福島、陸前高田、そして久慈──東日本大震災から3年

福島、陸前高田、そして久慈

展示交流会編(3月11日~14日)

久慈市★福祉のひろば読者との交流会

【現地レポート】震災3年、震災の教訓から何を学ぶか  米澤 敦子

展示交流会・視察に参加して

●トピックス●

おびやかされる子どもの権利 尾道 敦子

〈鼎談〉連載 小川政亮 執筆 自伝 を終えて(後半) 小川政亮・井上英夫・垣内国光

30年ぶりに釜ヶ崎へ─釜ヶ崎のまち短期留学─ 武尾 正信

●連載●
フォーラム 子どもはちいさい肩に生活を背負って 上野 さと子

あれから3年……釜石・東日本大震災を記録する会代表
 二、避難所入り口にあふれる「たずね人」のはり紙 前川 慧一

相談室の窓から なの花作業所(1) 青木 道忠

わらじ医者 早川一光の「よろず診療所日誌」 早川 一光

育つ風景 狭くてちいさな庭 清水 玲子

いっぽいっぽの挑戦(14) 「生存権」の重さを感じながら 繁澤 多美

映画案内 『運命の人』 吉村 英夫

現代の貧困を訪ねて 生田 武志
 公立中学の制服代が払えない!

なにわ銭湯見聞録(拾参) ラッキー植松

いただきます! 東桃谷幼児の園
 白ごはんがすすむ! サワラのごまみそ焼き

ホームレスから日本を見れば ありむら潜

花咲け!男やもめ 川口モトコ

みんなのポスト/今月の本棚/福祉の動き

●グラビア● 神門やす子・川口モトコ・ラッキー植松
       展示交流会 in 陸前高田・久慈

現在のかごの中

合計数量: 0
商品金額: 0円
かごの中を見る

ログイン


メールアドレスを記憶する

パスワードを忘れた方はこちら
新規会員登録
送料PR 定期購読 電子書籍案内
有限会社福祉のひろば

〒543-0055 大阪市天王寺区悲田院町8-12
国労南近畿会館3階 電話06-6779-4955