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福祉のひろば 2013年8月号商品コード:hiroba-201308

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 福島原発事故の収束はほど遠い。にもかかわらず日本政府は、緊張が増す中近東情勢の中、ヨルダン、トルコ、UAE(アラブ首長国連邦)への原発輸出を促進する。

 54基もの原発が狭い国土にひしめいていた日本は、准核保有国と称される。核兵器を製造できる核燃料プルトニウムと原子力技術を保有するからだ。そもそも日本の原発推進のねらいはそこにあると論じる人もいる。

 被爆国の首相でありながら原発売り込みを行う姿勢は、人類の核廃絶、戦争放棄の願いに反する。

 沖縄の負担軽減という名目で、在沖縄米兵の六割を占める海兵隊が、北海道の道東の矢臼別演習場で一三回目の訓練を行った。大阪府知事が八尾飛行場をオスプレイ配備候補にと名乗りをあげた。米軍移動費を払い、さまざまなお手盛りの矢臼別演習場訓練が八尾飛行場配備にダブる。

 平和を脅かし国民を危機にさらす真実を、粘り強く伝えることが日々問われる。戦争体験者が少なくなったからと言って、平和の大切さを伝えることを止めてはならない。

 この間、多くの国民が核兵器廃絶と原発ゼロは共通することを学んだ。今号では、本誌編集室メンバーが、広島、福島、岐阜の三県の方々に取材を重ね、同じ日本の国民としての、その再認識を共有していった。


【ひろばトーク】

 若者が自分の仕事にやりがいと誇りを持てるように  寺坂  渉

●特集● 平和と福祉シリーズ 原爆と原発

座談会 原爆も原発被害も私たちの問題

     谷口純子・鳴川真弓・根津眞澄・山本八重子・谷口倫展

フクシマへ届け ! ヒバクシャからのメッセージ    淺川 晴惠

暮らしの復興は農業から
   ―賠償、そして自立と就労を―         川村  博

会津若松市「県内自主避難連絡会」のお母さんたちに聞く

家族や仲間とともに、このまちで生きる        町田理恵子

福島県民の生活再建への課題             戸田 典樹

放射線内部被曝による健康被害から
子どもたちのいのちと人権を守るために        松井 英介

●トピックス●

待機児童問題──地域での運動が今、正念場です!   仲井さやか

第19回社会福祉研究交流集会in東海のご案内

若者がつくる「福祉のひろば」Part2 最後の編集会議が終了!

●連載●

フォーラム 「企業天国・労働地獄」の社会を許さない 相野谷安孝

連載 小川政亮 第二部 自伝(17)
 暴力学生による大学占拠への対応、そして金沢へ   小川 政亮

相談室の窓から                   青木 道忠
 手厚いケアのある居住の場を(1)

わらじ医者 早川一光の「よろず診療所日誌」     早川 一光
 総合人間学のすすめ(2)

育つ風景 かみつき                 清水 玲子

いっぽいっぽの挑戦(5) アウトリーチ        繁澤 多美

映画案内 『晩春』                 吉村 英夫

現代の貧困を訪ねて                 生田 武志
 「孤独死 被災地で考える人間の復興」

なにわ銭湯見聞録(四)               ラッキー植松

いただきます!                 すみれ共同作業所
 ヘルシーだけどボリューム満点!! 豆腐のまさご揚げ

私の研究ノート                   飯田 葉子
 すべての人の良質な住まいの保障に向けて

ホームレスから日本を見れば             ありむら潜

花咲け!男やもめ                  川口モトコ

みんなのポスト/今月の本棚/福祉の動き

●グラビア● ヒロシマ・ナガサキ、そして福島

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