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福祉のひろば 2017年1月号商品コード:hiroba-201701

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特集
2017年の社会福祉を語る
~2016年を振り返り、2017年を展望する~

 国民生活から乖離(かいり)した政策に対して、孤立して暮らす多くの高齢者、保育所に入れずに路頭に迷う母子、あした暮らすお金もなく、生活保護からも排除される人たち、六五歳を境に障害から高齢へと規制と抑制される障害者。現象面に浮かぶ出来事の背景と真意を明らかにするために、それは、個人の責任ではなく、社会、国家の問題であることを。
 国民の生活の叫び、願いを、常に科学的で鋭い政策批判と、その実態を、『福祉のひろば』は発信し続けます。

 社会福祉現場で、生活問題や社会問題を背負っている人々に向き合い、寄り添う福祉労働者の存在は、今の日本で欠かすことができません。そして心ある社会福祉事業者の存在も大きな力です。それらの人々を励まし、その苦闘と福祉労働の醍醐味を『福祉のひろば』は伝え続けたい。
 親たちが日々の生活と労働に疲弊(ひへい)しています。そのなかで、子どもたちが健やかにはぐくまれる地域や社会の存在が大切なのに、削ぎ落とされています。だからと言って、黙認するわけにはいかないのが、社会福祉であり、福祉労働者です。専門職と言われても、その社会的扱いは、その役割や価値から大きくかけ離れています。

 昨年、保育や介護の人材不足問題が、かつてないほど高まりました。今も続いています。しかし、その世論や叫びが問題解決にまでは達していません。ある集会での発言です。
「川上から川下に、押し流された人が流れて来るのは私たちの施設」
「その人々と一緒にこの構造を、流れを、変えていくのも私たちの施設」
 これは、運動だけではなく、主権者としての国民の豊かに生きる保障への実践であり、チャレンジだと受け止めました。

 戦後、無差別平等、最低生活保障、そして社会保障の国家責任を、日本は決めました。その逆流を許さず、再構築する二〇一七年。その立場と、実践に! 『福祉のひろば』はがんばります。


【ひろばトーク】

定時制高校に通っていた私と、今の私 市來 裕花

●特集● 

2017年の社会福祉を語る
 ~2016年を振り返り、2017年を展望する~

〈座談会・出席者〉
浜岡政好/茨木範宏/乾みや子/堤 昭子
清時忠吉/正森克也/黒田孝彦

●トピックス●

新春 社会福祉基礎講座
 共感共生労働としての福祉労働  垣内国光
 孤立して声をあげられない高齢者にどうアプローチするか  河合克義
 ドイツ経済の一人勝ち、難民問題と、イギリスのEU離脱をどう見るのか  唐鎌直義

福島はいま(3)・福祉は人・のこだわりに挑戦 矢祭福祉会

第16回 21老福連職員研究交流集会 豊橋

第2回陸前高田学校ご案内

ひろば読者のひろば・2017年はこんな年に!

●連載●

フォーラム 今こそ福祉にかかわる人たちの連帯を強め、
 『福祉のひろば』の読者を増やそう 細貝大二郎

施設から子どもたちの未来をきりひらく
 卒園したあとも、帰ってこられる場所に  安場 美慧

相談室の窓から 子どもの貧困は日本社会の貧困の総和   青木 道忠

育つ風景 乳児期の食事 清水 玲子

「助けて!」って言ってもええねんで!
 制度、セーフティネットのはざまから抜け落ちる親子 徳丸ゆき子

全盲夫婦の出会いから 二人三脚のあゆみ 千田勝夫・絹枝
 二人の出会いから結婚へ(1)

映画案内 『サンドラの週末』   吉村 英夫

現代の貧困を訪ねて 深刻化する大阪の子どもの貧困 生田 武志

似らすとれーしょん道場 似顔絵まんがアート 
 おじさんを描くのじゃ! ラッキー植松

ホームレスから日本を見れば ありむら潜

花咲け!男やもめ 川口モトコ

みんなのポスト/福祉の動き/今月の本棚

●グラビア●

2017年も福祉とともに生きる

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