福祉のひろば Square of welfare

トップページ > 福祉のひろば > 福祉のひろば2014年4月号

福祉のひろば2014年4月号商品コード:hiroba-201404

販売価格(税込):550 円
ポイント: 0 Pt
数量 
かごに入れる 電子書籍版はこちら
特集あなたの近未来はここにある!
──社会福祉現場で五年間働きつづける先輩たちからの発信──

総合社会福祉研究所は、二〇一四年度の一年間をかけて、社会福祉現場で五年間働きつづけている人々を対象に調査をおこない、実態把握と育成の提言ができるように研究活動を進めることにしました。四月号は、この一年間の取り組みのスタートです。三名の若手研究者と申(しん)研究所事務局員の四名の調査研究チームで出発することにしました。よろしくお願いします。
なぜ、勤続五年を対象に、一年間通しての調査なのか

社会福祉現場を離職する人の七五%近くが、勤続三年未満です。事業所の方々からうかがうのは、「いまや三年は中堅。なかには主任等の職位に就く場合もある」ということ。ひとつの山が三年目にあると現場からも語られます。そこで、三年を過ぎ、冷静にふりかえることもできる勤続五年の方を対象に調査をすることにしました。同時に、二〇代後半に入るという世代の特徴や家庭づくり等への意識対象としても考察しています。調査研究チームはまず、先行調査で聞き取り調査を多業種でおこない、二回目に通所系と入所系とに分けて聞き取り調査をおこないました。今回の特集で紹介する座談会は、この二回目の聞き取り調査の内容です。

この調査活動は、一年間をかけて、先行抽出調査からはじまり、夏から秋にかけて量的調査に取り組みます。量的調査では、さまざまな離職調査や勤続調査等を参考にしながら、今回おこなった先行調査をもとに調査項目を設定して、配布、回収、分析、そして、調査報告をまとめる作業に入ります。可能であれば、調査対象者自身もこの調査活動に加わることも検討しています。また、調査経過については、本誌の中で報告していく予定です。

●表紙の絵● 神門やす子

●カット● 川本 浩

【ひろばトーク】
人の一生をとらえ、ライフステージにあった支援を 中村 清隆

●特集● あなたの近未来はここにある!

5年間の変化をグラフであらわすと……
社会福祉現場の5年ってこんなかんじ?─調査研究チームの仮説─
〈座談会〉社会福祉現場の5年間って?
    ──ふりかえって気づくこと。いま伝えたい。
佐々木彩佳、田村美里、藤本夏輝、村上裕子 森下和樹、山本弓華、吉見一輝

5年も働きつづけた若者たちに接近、その秘密を探る 深谷 弘和

●トピックス● 

講座「社会福祉の本質を問う!」大学院生のレポートを紹介

介護保険制度改悪は何をもたらすか 日下部雅喜

4月実施の障害者総合支援法の変更ポイントと課題 雨田 信幸

〈鼎談〉「連載 小川政亮執筆 第2部 自伝」を終えて
小川政亮・井上英夫・垣内国光
「人らしい生活、ふつうの生活、最低限の生活って、なんですか?」

2013京都社会福祉講座、実り多く、終了

●連載●

フォーラム
 障害者の人権を保障する新しい時代の到来をめざして 吉本 哲夫

あれから3年……釜石・東日本大震災を記録する会代表
 一、大津波襲来から避難所まで 前川 慧一

相談室の窓から 集団参加が苦手なB君(2) 青木 道忠

わらじ医者 早川一光の「よろず診療所日誌」 早川 一光

育つ風景 保育の方法を考える要素 清水 玲子

いっぽいっぽの挑戦(13)
 「就労支援」と「生活再建」のはざまで 繁澤 多美

映画案内 『愛、アムール』 吉村 英夫

現代の貧困を訪ねて 生田 武志
 梅田の野宿者襲撃・殺人事件の裁判員裁判を傍聴する

なにわ銭湯見聞録(拾弐) ラッキー植松

いただきます! みんな大好き いちご大福 槻ノ木荘

ホームレスから日本を見れば ありむら潜

花咲け!男やもめ 川口モトコ

みんなのポスト /今月の本棚 /福祉の動き 

●グラビア● 
─語り 伝え そして いっしょに考えてください─
人のいのち 暮らしが脅かされている現実に 向き合う社会福祉を

現在のかごの中

合計数量: 0
商品金額: 0円
かごの中を見る

ログイン


メールアドレスを記憶する

パスワードを忘れた方はこちら
新規会員登録
送料PR 定期購読 電子書籍案内
有限会社福祉のひろば

〒543-0055 大阪市天王寺区悲田院町8-12
国労南近畿会館3階 電話06-6779-4955