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福祉のひろば2014年3月号商品コード:hiroba-201403

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【特集】おとなりの国 韓国・釜山の反貧困運動からまなぶ

 総合社会福祉研究所は2014年1月11日(土)~13日(月)に、第18回合宿研究会を韓国・釜山で開催しました。

 韓国では、1977年のIMF通貨危機以降、新自由主義的傾向が強まり、労働者間の競争が激化し、非正規労働者が増大しています。リストラ、貧困問題が深刻化、所得格差が拡大して、自殺者も突出して増えています。

 深刻な貧困問題の発生に対し、幅広い団体・市民が連帯した国民的な運動の広がりによって、1999年に国民のセーフティネットとなる国民基礎生活保障法(以下、基礎法)が成立しました。

 基礎法は、それ以前の生活保護制度が稼働能力者を排除してきたのとは異なり、就労支援事業(自活事業)への参加を義務づけるものの、稼働能力がある人も給付の対象としました。

 また、1970年代以降、宗教者や社会運動家による生産共同体運動が盛んとなり、2007年に社会的企業育成法が、2012年に協同組合基本法がスタートし、仕事づくりを後押しし、貧困対策やひきこもり支援、青少年支援などを行う組織が増えています。

 貧困率、自殺率が高く、若者の就業率、出生率が低いなど、韓国と日本との共通項が多く、学び合うことができます。
 そこで、合宿研究会の講演「韓国における貧困状況と反貧困運動」、シンポジウム(自活事業、女性の貧困、スクールソーシャルワーカー、まちづくり)、現地視察(障害者社会的企業)の報告を紹介します。
 
 生活保護法改悪、生活困窮者自立支援法が本格実施されようとしている日本の現状・課題に重ねてぜひお読み下さい。


●表紙の絵● 神門やす子

●カット● 川本 浩

【ひろばトーク】
 陸前高田3月11・12日、久慈13・14日に展示交流します
   菅野悦雄・城内仲悦

●特集● おとなりの国 韓国・釜山の反貧困運動からまなぶ

韓国における貧困状況と反貧困運動
 オ・ヨンラン

自活事業
「釜山における貧困者運動と地域自活センターの役割」
 ジョン・トクヨン

女性の貧困
「女性の反貧困運動と自主的事業体づくり」
 ソン・ジョンウン

学校の取り組み
「子どもの貧困に立ち向かうスクールソーシャルワーカー」
 キム・ボッキ

まちづくり
「釜山における福祉のまちづくり運動」
 パク・ミンション

〈視察〉障害者の自立を支える障害者社会的企業
 イ・ヘヨン

研究会参加者の感想


●トピックス● 

子ども・子育て支援新制度と民間保育所の方向
 杉山 隆一

夕張通信 自立した真の住民自治をめざして
 熊谷 泰昌

●連載●
フォーラム 「障害者の65歳問題」
 植田  章

連載 小川政亮 第二部 自伝(最終回)
 「同済大学訪問、コスタリカの思い出など」
  小川 政亮

相談室の窓から 集団参加が苦手なB君(1)
 青木 道忠

わらじ医者 早川一光の「よろず診療所日誌」
 早川 一光

育つ風景 実践を味わう体験
 清水 玲子

いっぽいっぽの挑戦(12)
 「法と制度のはざま」を支える連携
 繁澤 多美

映画案内 『オレンジと太陽』
 吉村 英夫

現代の貧困を訪ねて 「マクドナルドの生活困窮者」
 生田 武志

なにわ銭湯見聞録(拾壱)
 ラッキー植松

いただきます!
 高槻名物 うどんぎょうざ
  ひむろこだま保育園

私の研究ノート
 障害のある子どもを支える地域の仕組みを考える
  藤林 清仁

ホームレスから日本を見れば
 ありむら潜

花咲け!男やもめ
 川口モトコ

みんなのポスト/今月の本棚/福祉の動き

●グラビア●
第18回合宿研究会 2014.1.11~13
釜山の反貧困の取り組みから学ぶ

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